ホームページを主宰しているうちに手相の話のコンテンツが多くなったような気がしています。
そこで、今回は、なぜ私が手相なのか?。私が手相占いをやるようになった経緯を中心に書いていこうと思います。
手相の興味は小学生からです。
当時図書館へ行く機会が多かった私は、でも、本を読むのが好きではなかった、本の読み方がわからなかったのです。
図書館に行ってもつまらないだけ。手芸とか刺しゅうとかそういう本ばかり読んでおりました。
そんなあるとき、「心理学」の棚のところで手相の本を見つけたのです。
手相って心理学なんですかね、
いまだにわからないところですが、どうなんでしょうか。
手相の本を読みながら、自分の手の中にある線が生命線、頭脳線、感情線であることを知ったのです。
小学生のうちの私の手相の知識はそこまでです。
その本では私の右手にある線の説明をすることができませんでした。
そんなあるとき、右手の手相を知るチャンスがありました。
それは、青函連絡船がなくなり、青函博という博覧会が青森で行われていた、その会場にあった手相占いマシーンでした。私の右手の鑑定結果はものすごくよかった。その鑑定結果はいつも机の奥にしまい、つらいときには開いて読み返したぐらいです。
こんなところに私の手相好きのきっかけがあったのかもしれません。それと同時にこの手相はどうしてそういうふうにいいのだろうというふうに思ったものです。
そしてその間、数年が流れます。
そもそも私にとっては占いは結構興味があったのかもしれません。
うちの兄が(なぜか)タロットカードを持って帰ってきたのを機に中学校はずっと占いといえばタロットをやりました。
本当に当たるのですよね。大小アルカナを使って、ケルト十字をやるのが得意になりました。
その当時は「My Birthday」という占い雑誌やおまじないの本なるものがはやっておりましたが、私自身はタロット一本でした。
占い全盛期でした。いろんな占いが紹介され、その占いを信じる女の子たちもたくさんいました。私はそんな中でタロットにはまり、もう手相のことは忘れかけていました。
また年月が流れました。
私は高校生になってようやく本の読み方がわかるようになり、活字を読む楽しさで図書館に入り浸っておりました。そのほか、本屋にも行くようになりました。なぜか本好きになっていたのです。
そこで、実用本の欄に「よくわかる手相術」(西谷泰人著)を見つけるのです。これが手相を読むようになった直接的なきっかけです。
西谷さんの本というのは、本当にわかりやすい、しかも応用がきくというのがいいです。
そして、その本の中で「マスカケ線」を発見し、長年の右手の手相のなぞがそこで解けるわけです。
手相の本を読んでいるうちに、自分の手相では飽きたらずにその本をもとに学校でいろいろな人の手を見る日々が始まりました。
私自身は生徒会役員だったので名前自体は学校じゅうに知られておりました。
その中で、私は手相が読めるというウワサが広がって、知らない人が私を見ると手を見せてくるようになりました。
研究になってよかったのですが、手相ができるというウワサだけが先行し、私自身が望む以上の手相の知識を勉強せざるを得なくなり、結局どんどん本を買ったり、図書館で借りて勉強しました。
そんなこんなを繰り返しているうちに、そのうちに神がかり的に手相が読めてきたり、鑑定を文章で言えるようになってきました。
文章でいえることが私の手相のすごいところだといわれたことがあります。しかし、それはもしかしたらタロットで文章で言う訓練をしていたから簡単だったのかもしれません。
こうしてタロット&手相を知っていきました。
この段階では私の占いは二科目で来ていたのですね。
そんな私の占い人生にもう一つの転機が来ます。
受験生のときの、あるタロットの遣い手との出会いです。
彼からは、タロットの奥の深さを知りました。カードの種類だけではなくて、カードの構図、その構図から導き出される意味、展開法等々です。彼のカードの使い方には私は足下も及ばなかったですね。
そんな彼との出会いを通じ、上には上がいる、あの当たり方は魔法遣い並みだ、自分にはあそこまでカードを使いこなすのは無理だと思い、最終的に比較優位な手相を自分の専攻しようと決めました。
タロットの遣い手との出会いは、手相に対する認識をも変えさせるものでした。
今手相の知識を持っているのはまさにあのとき出会ったかのタロットの遣い手の影響が大きいし、占いをお遊びから完全に乖離したこと、占うために必死に知識を得ようとしたこと、今もそれが続いているのは、すべてそのタロットの遣い手の影響だったりします。
こうして私の占いは現在に至ってます。
結局のところ、自分の興味本位から始まったものの、それだけではここまで手相は続かなかったのではないかと思ったりします。それは高校時代の周りからの要請やタロットの遣い手の出会いを得て、本格的になっていったです。(了)
こうやっていろいろな人の手相を見ていると、「自分の手相はどうなの?」「自分の寿命は読めるのか」と聞かれます。
タロット占いでは、基本的に自分のことを占ってはいけないという決まりがありますが、手相に関しては、やはり興味があるし、自分自身手軽に見られることもあって、自分の手相は把握しているつもりです。
そもそも、手相に興味があったのも、自分にはほかの一般の人には見られない手相の傾向があったからということもあります。だから、自分の手相には他の人の手相を見る以上に関心があります。
自分自身の手相内容について、ここで深くコメントしませんが、恐らく幸運な手相だったら、こんなにものめりこまなかったのではないかなと思います。そんな手相です。
それにしても、手相自体で、何歳にこういうことがありそうだというのがわかるのも、実は、何となくつまらないことです。
ただ、精神的には慰めにもなります。この辺のバランス感覚を今は大事にしたいなというふうに思っています。
そういうことがあるからこそ、日常の私の壮絶に忙しい生活に希望を持てるのかもしれません。
これに関連して、自分がいつ死ぬかということについてですが、場所が場所だけに年齢の特定はできませんが、こんなところだろうという見当がつけられているような気がしています。
私は、墜落死、crashという表現が適切な死に方をするはずです。それは、どうも幸運の絶頂、いいときに死ぬはずなので、いいことかもしれないとも思っています。
ちなみに、うちの兄弟に同様の手相があるので、もしかしたら兄妹そろってということになるかもしれないので、しかるべき年齢になったら、同じ乗り物に乗らないようにということは気をつけたいとは思っています。
こんな地味で地味でしようがない手相のページ。
こんな私に手相を見てもらいたいという方が登場しました。
びっくり!、非常に光栄です。
とはいうものの、張り切って返事を書いたものの、返事が戻ってきませんでした。ちょっと残念!
さて、私は御紹介のようにプロではありませんので金銭での鑑定を受け付けていません。そもそもホームページは趣味の延長でつくったもので、個別鑑定をすることを想定してはいません。でも、オファーがあれば別に手相鑑定自体は断らないつもりです。
ただし、そもそもメールか何かで「手の画像」だけが送られてきて、一体どれだけのことをわかってあげられるのだろう?と思うと、ちょっと疑問の部分があるんです。これは、通常手相を見るときにも思うことです。手を出している人が沈黙していたら、どうするのか?
ある占いの本によれば、手相だけを見せられただけだったら、的確な正答は7割もできないんじゃないかというふうに言っています。私もこの考えを支持しています。私は正答率はもっと低くなるんじゃないかと思います。
なぜなら、手相というのは、相対的な比較が刻まれているものだと思うからです。つまり、社会的にどんなに成功している手相でも、その人が満足していなければ、手相には余りいい線が刻まれていないということがあります。この場合、社会的に成功しているという背景や、でも手相がよくないということ、この二つを加味しながら見ていかないといけないと思うのです。
つまり、私が手相を見る上のデータとしては、その人の人となりをある程度知らなければ、アドバイスするときに大きなミスをしかねないだろうと思っているのです。
したがって、通常、私が手相を見るときには、できるだけ相手と会話をして、相手の価値観を知るように努めているのですね。
ということで、私の手相鑑定に関心のある人は、手相の画像と、ある程度のコミュニケーション(自分のプロフィールを紹介するとか、ホームページを見せるとか、メール友達になって何度かメールを交換するとか)というのができる方であれば、正答率も少し上がって、非常に有意義な鑑定ができると思うのです。
この話で興味を持った人はメールでもしてきてくださいね。そういう人っているのかな?(了)