(ちょっと古い映画で済みませんね。)
あの非常に売れた映画「タイタニック」を見る機会があったのです。
あの美少年だか美青年の、私と同じ生年月日のレオナルド・ディカプリオとかいう人が、ジャック・ドーソンとかいう名前で出てきます。
話としては、ある女性が84年後にタイタニックが沈没した当時のことを回想するというものです。そこには、ちょっとしたロマンスがあって、それがなかなかいいものなのです。
私とこの映画を一緒に見に行った彼女(私の性別は女なので、ここでは「友人」ということです。)は、「私もあんなふうな恋をしてみたいわ」と言って泣きまくっていました。
しかし、私はというと、もうディカプリオの手相に目がくぎづけでした。
あの映画は彼の手が(手相が)よく映っているのです。
どうしても目線がいきます。嫌なことです。
あの映画の設定では、ジャックという人物は
貧乏人で画家志望で自由奔放で
社交性を武器にしてどんどん人と仲よくなれる。
獲物は積極的にねらっていく
恋愛に対して身を焼き尽くすように堕ちていける
こんな感じです。
ストーリーとリンクさせて考えると、運命的なことは
彼は幸運にもギャンブルでタイタニックの切符を得て、出航直前に乗り込む
そして、偶然にも貴族の女の人に出会って恋におちる
でも不幸なことに沈没して海の藻くずと消える
ということですから、
彼の短い人生の死の直前にとてつもない幸運がやってきて、そして不慮の事故で一瞬にして死んでいくことになるのです。
これを私なりに手相に再現しますと、
感情線は湾曲して木星丘に向かう。多少線が乱れている。
頭脳線は細く長く月丘の方に向かう。
生命線は全体的に細く長く、
途中から月丘の方に流れる線が出ている(こちらの方が太い)。
生命線の起点から1・5から2センチぐらいのところに、星(*)か太く切る線がある。
運命線は比較的太く出ている。しかし、長く出ていたとしても3センチ程度で切れ、先端に星(*)が出ている。
感情線の起点の下に平行する1、2センチの線がある。
ということになると思うのですね。
主演のディカプリオの線を観察しますと、
主要三線はしっかり出ています。
感情線は起点から土星丘の下までそんなに曲がっていません。
頭脳線は少々傾きがある程度で真っすぐ、長さもありません。
生命線はそんなに長くなく太く刻まれています。
運命線が見当たりません。
指の形は円錐型、指自体がそんなに長くありません。
これを見る限り、生身のレオナルド・ディカプリオは、
受け身的な人間、箱入りという感じです。これはよくも悪くもです。彼が目指すところにはその手助けになる人がいます。
彼一人では実力をうまく発揮できないし、彼は、人と仲よくするのは苦手な方ですが、周りが支援してくれるのです。
彼の恋愛は淡泊で特定の人にこだわるものではありません。
頭の切りかえは早い方なので、俳優として、そのほかでもいろいろと演じることができるでしょう。
ただし、演技と実際に行動は別でして、行動は必ずしも器用にこなせるとは限らないときもあるので、スキャンダルにつながることはほどほどにした方がいいと思われます。
仕事の面では、彼自身は俳優として夢を売るのもいいのですが、それよりも、彼の適性からいうと、もっと現実的側面を目指した方が向いています。
今のイメージのままでは活躍するのはほんの一瞬で、若いうちはいいのですが、長い間スターでいるというのは厳しいかもしれません。
私には、こんなふうに読めました。
再び映画の話に戻りますが、
ジャックとディカプリオは、映画の上では同一人物ですが、手相を見てしまうと全くの別人であって、そのギャップに思い悩んでしまいます。
さすがに「come on!」とかそういうシーンでの手の出し方は、ジャックというキャラクターそのものとして演じているのだろうと思いましたが、手だけが映っているときは紛れもなくそれはディカプリオの手だったりしているわけですね。(当たり前)そこに映っている手相はジャックの手相ではないわけです。
ちょっと興ざめ。
映画の中のジャックは比較的女性に優しいのですが、もしディカプリオだったら、女が何と言おうが自分の言うことに従わせるというわがままな一面を見せるでしょうね。
だから、映画の中で「I trust you」と言うシーンがあるのですが、
うそつけ!!おまえはそんなに優しくない
と心の中で強く思ってしまいました。
この映画はCGを結構使ったそうですから、いっそのこと手のひらもCGで変えてほしかったなと思いました。
ちょっと応用して、いろいろ書いてきたことに従って、恋愛相手を探すとしましょう。
実は、主要3線がしっかりしていれば相手として十分だと思うのですが、それだけでは物足りない方々に。
非常に邪道な手法なので、お勧めしませんが、こんなふうに見るという考え方を提供しておきます。
まず「価値観が合う」というのを重点に置くならば、頭脳線を見るのは必須です。
1)まず長さ。似たような長さがいいです。
2)生命線とどの位置で離れているかも見ます。その離れている位置が相手と違い過ぎると、どちらかが相手に対してもどかしさを感じるかもしれません。
3)頭脳線の傾き。余りに傾きが違うと相性としてはよくないです。
そして、感情線。
重要なことは左右をしっかり見ることです。左右が同じぐらいの曲がりぐあい(別に曲がっていることが必要であるのではなくて、左右とも同じ形であるということが重要だということです)であるならば、問題はとりあえずないです。
また、左右が違うときは絶対に左手を見て判断します。その湾曲具合が自分と似ていればとりあえずOKです。
右と左とで、感情線の曲がりぐあいが異なる場合は、相手の性格は、あなたが通常見ている性格と内面の性格が違うということを示しますから、つき合ったときにあなたに見せる性格は今のものとは違うかもしれないというふうな心構えが必要です。
それから、感情線の曲がり具合だけじゃなくて、感情線自体が乱れを見ます。
乱れ過ぎててちゃんとした線になっていない人は、自分の気持ちがうまく整理されていなくて、あなたとつき合っている可能性があります。恋愛のテンポを速めてしまうと「あなたも気まぐれで選びました」と言われかねないので注意。時間をかけた恋愛をしましょう。
感情線の先端が乱れている、分かれている人は、多少飽きっぽい人なので注意。マンネリにならないように、時には空間、時間的な距離を置くこともするといいでしょう。
それから、感情線の先端が下がりぎみの人は悲観的なので、「僕たち、(私たち)はおしまいだね」とすぐ口走ってしまいます。なので、悲観的にならないような温かい恋愛をするようにするといいと思います。あくまで、優しく対応して、支えてあげましょう。支えるだけのメリットはあります。
アツアツの恋愛をしたい人は感情線の長い人を選びましょう。
順調なときはぐっと尽くしてくれます。
ただし、異性と話していると嫉妬されたり、別れるときに一悶着することがあるなど、大変なことがあるので注意。
それから、感情線が長くても真っすぐな人はクールなので、それがゆえに、気むずかしく見る場合があります。でも、恋愛相手を大事にしてくれるはずなので、あくまでマイペースを崩さずに、嫌われているのではないかと思わない方がいいです。
活動的な人がいいときは、
1)生命線が通常のカーブとは違う方向へ向かっているかを見ます。
2)あるいは、運命線でも起点が右手なら左下、左手なら右下にあるかを
確認します。
3)あるいは、生命線と頭脳線が合流している部分が2センチ以下であるかを見ます。
ただし、自分にも上記に該当する線がない場合、価値観が合わない場合もあります。
相手に何を求めるかで違いますが
美男美女がよければ金星環は必須です。
勇気ある人を求めるなら手が小さい方がいいです。
才能を求めるのなら薬指の下に線があるか確認します。
財産を求めるのなら、前述の線のほかに小指の下にも線があるか確認します。
性的なものを求めるのならば、できれば手の形が円錐型の方が(後々のためにも)いいと思います。
全体的にちゃんとした人がいいのなら運命線があるかどうかを確認します。
一生を一緒に過ごしたいのならば、線が上の方まであることを確認します。
今だけの人なら、下の方にあれば十分です。
マニア好きなあなたなら、マスカケ相ならリスクはあるもののリターンも大きいものがあるので、それはそれでいいでしょう。
相手を支配したい人は、
1)運命線がないか、薄い
2)頭脳線が月丘(説明しにくいが、親指がついていない側の手首に近い膨らみ部分、右手なら手のひらの左下)まで伸びていて、全体的に薄い
3)手自体がモデルになれるように長くてきれい
4)手が大きい
がいいと思います。
ただし、これは自分自身がしっかりした手相の持ち主であること、運勢が強い人間であることが条件です。
そうでない場合、相手によって運勢を落とす可能性もあります。
ちなみに、私はこうやって本命を探すのか?という疑問があろうかと思いますが、私は、本命の手相は見ません。
しかし、手を握れば多少の性格がわかってしまう、手の動きで性格が読めるのは悲しいことであります。
不満のおありの方もいるかもしれませんが、文章で説明できるのはこんな感じです。
私は、1999年の12月に介護実習で特別養護老人ホームに行きました。
そこで多くのお年寄りの手相を見る機会がありました。
それはそれは本当にびっくりな体験でした。
というのは、そこにいる人々の手相というのは、私が今まで本で見てきた手相そのもののようなものが並んでいたからです。まさに「マニュアル」で見てきたような手相、手相、手相のオンパレードでありました。
私が、一人一人のお年寄りの手を喜んで触れているから、図らずもお年寄りに喜ばれてしまいました。それと、手相をきっかけにして会話をする機会もできて、なかなか楽しかったな。
これまでは、私は限られた範囲の手相を見ただけですが、今までよく見てきた、私と同じような若い世代の手相ではなくて、本当にお年寄りの手相はおもしろいですね。
というよりも、より長く生きている人の手相というのは、本当に刻まれているものの「質」が違うのではないかというふうに思ってしまいました。
若い人の手相というのは、なかなか物事を「断定」して言い放つことが非常に難しい要素がたくさんあって、より話すことによって「答え」を導き出すことをしないと、手相の読みを失敗してしまうし、そういうことこそが必要だと思って見てきました。
けれども、そこのお年寄りの手相を見る行為はそういうものとは違っていました。もう手相そのものがその人の生き方を語っているのです。私はただ黙って見入るだけでした。
それにしても、今までそれなりに多くの手相を見てきたと思っていましたが、そんなことはない、手相の世界は深くて、まだまだ勉強が甘いなということを感じました。
私は全くの素人なのでこんなことを書くのは非常に僭越なのですが、手相占い師になるための条件を私なりに考えてみました。以下羅列します。
1に、知識。
当然ですが、手相の知識がなければ手相は見られません。これは多くの本を読むことで得たり、手相を知っている人に師事して得たり、さらには多くの人の手相を見ることによって得ます。
2に、感性。
応用力ともいいます。やっぱりひらめきがないと、知識があってもそれを活用することができないと思うんですね。個人的な感想ですが、多分手相を見る人というのは、手のひらから何かを「感じて」鑑定を言うんだと思うんですね。
3に、表現力。
手相を提示されて、それがどういう意味かがわかっていたとしても、それをうまく表現できるだけの言語力が必要でしょう。もちろん占いですからふわふわしたあいまいな部分というのは必要だとは思いますが、でも、手相を見てもらっている人から細かい説明を求められたときに答えられないといけませんよね?
4に、人生経験。
例えば、恋愛したことのない人間に恋愛運を言うのはちょっと無理があると思います。想像力というのは大事ですが、想像だけではフォローできない部分がある。そういう意味では人生経験、それはいい意味でも悪い意味でもですが、そういうことは必要だと思います。こういう意味では、年を重ねてきた人の方が有利でしょうね。
5に、バイアスの少ない思想+柔軟性。
私は手相は相手の価値観を見ながら鑑定を言っていくものだと思っています。そういう意味では自分の考えに余り引き寄せてはいけないということがあると思います。常識はわかっていたとしても、それが必ずしも相手の常識であるとは限らないわけですから。
さらに、プロにはこんなものも必要だと思います。
6に、平均的に鑑定を出せる能力。
つまり、商売ベースのことができるだけの能力です。私にも言えることですが、見やすい手相と見にくい手相というのがあると思います。あるいはその日のコンディションによってひらめくときとひらめかないときというのがあると思います。しかし、プロである以上はそういう手相を気にせずに鑑定が言える必要があると思います。
7に、自信。
仲間内でプチ不幸を言い合っているというレベルでは余り必要ないのかもしれませんが、真剣に言ってくるお客さんに対して自信なさげなことを言ったらどうなるのでしょう?。それは、自分の鑑定術があいまいなだけなのに、お客さんが不幸な身の上だから言えないというふうに解釈されかねないでしょう。
8に、カリスマ。
これが一番大事かもしれませんね〜。
やっぱりお客さんというのは手相占い師に何を求めるのか?。手相が当たるという信頼からカリスマチックな信頼を得るという方法もありますが、何かこの人は違うんじゃないか、この人は信頼できそうだという「雰囲気」がでている必要性があるような気がします。
皆さんどうですか?
ちなみに、私は恋愛運がそんなに見られないこと、平均的に鑑定を出せる能力がないので占い師にはなれないような気がします。(了)
「あのう〜手相の勉強しているんですけど、見せてもらえませんか?」という人に対してどういう反応をすればいいのか?
確かに、占いを研究している私としては、そのようにして勉強したいと思うことはあります。手相の勉強をするためには多くの人の手相を見ることが大事なので、街角で見知らぬ人に声をかけて手を見るだけでもいい研究になります。人の手のひらはかなり複雑な構成をしていて、単純ではないからです。
しかしながら私の経験則ですが、10中9、10はこの人たちはうそなんじゃないかなというふうに思います。
私がどうしてそういうふうに思うかというと、
1)その人たちが単独行動ではないこと
二人一組で話しかけてくる人がいますが、そんな人は問題外です。
一人の手相見がお客さんの手相を見る、するとその手相見のアンテナにひっかかった要素が不思議な思考回路を経て手相見の口から鑑定として出てくるんです、多分手相見はそういうものだと思います。つまり、一人のお客さんに対して手相見は二人も必要ないですし、精神集中のために邪魔です。
それから、例えば一つのエリア内で何人もの手相勉強中の人に出会うことがあるんです。でも、手相を勉強している人ってたくさんいると思いますか?
手相が趣味で占い全般の同好の士を積極的に求めている(このホームページでは同好の士を随時募集しています!)私ですら、日常生活の中で高度な占いレベルを有する人に出会うことは皆無です。ましてや手相に興味を持っている人に出会うことなんてないです。
2)その人たちは概して片手しか見ないこと
もし、占いの勉強をするのであれば両手を見るはずなんです。手相というのは両手のバランスが大事だからです。特に手相勉強中の人たちは多くの手相を見たいわけですから、両手を見たいと思うはずです。
3)線を見ないで状況を説明すること
街角の人は概して世相の複雑さとか自分の運勢の悲観的な話をするのですね。でも、それは線を見なかったりして言われているのです。線を見ないで鑑定を言える能力のある人もいるかもしれませんが、街角レベルで手相を勉強している人たちには多分そういう能力はありません。
4)占いと関係のないトークをすること
もっとも占いを研究している人でも適当に雑談から話を進める人もいるかもしれませんが、悩み事を積極的に探し出すようなトークはしないと思うのですね。どちらかというと、街角で呼びとめて占う占いというのは、相手が別に望んで占い師を頼ってきたわけではありませんから、その人の状況をあぶり出していき、「そういえば」と思わせるトークをすることが大事だと思うのですね。
5)私の質問に答えられないこと
彼らの言うとおりに手を出してから、彼らの話を言われるがまま聞き、その後、手相の線についての基本的なことを聞きます。当然手相の勉強をしている人たちですから、私の質問にわかるので当然なのですが、外で勉強する以前で、知識がなさ過ぎる人というのがいるんですよね。
ちなみに、私が聞く質問は私の手のひらにあるマスカケ相についてです。
私は今まで手相を本当に勉強している人に一回遭遇して楽しい手相談義ができたのですが、それ以外はみんな「はずれ」でした。途中から違う話題を振ってきたり、最後に住所やら氏名やらを聞いてきたり、いろいろありました。
これらの話を読んで、これから街角で呼びとめられたときにどういうふうに反応するか?。それは皆さん次第です。ちょっと批判的に書きましたが、本当に勉強している人もいるんですよね。う〜ん、難しい。私としては、適当なところまでつき合って、手相の線の話ができない人間の話はさっさと切り上げてその場を去るようにはしています。
最後に、何らかの悩みを持っている人は考えてください。自分の運勢鑑定は街角で偶然に会った実績不明の手相勉強中の人にただで見てもらうものでしょうか?。こういうことこそ自分のふところを痛めることも考えるべきです。いつも同じ街角に座って商売をしている人、どこかの建物で占っている人の方が皆さんの役に立てる存在だと思います。(了)
このようなテーマについては消費者問題や宗教問題と絡めて話をしているところがあることは知っています。しかし、このサイトは手相のサイトなので、この件については触れず、街角で声をかける人たちの手相見としての資質に焦点を絞った話にしています。
このあたりのことに興味がある人は、このページのリンク集やサーチエンジンで個別に調べてください。
「中国で手相本探し」の続編として、こんなことを書きます。
最初に「神保町」(じんぼうちょう)とは何か?ということから説明が必要か。
神保町というのは、東京に神田にあります。ここに古本屋さんが軒を連ねているエリアがあり、ここは一応世界一の古書店街なんだそうです。
ここの古本屋さんは個人商店のような本屋がいっぱいあり、一軒一軒が専門性を帯びておりまして、その専門の古書がいろいろ積み上がっています。
ここなら手相本がある?と思って張り切って古書探しをしました。
神田神保町の古書店街のガイドなどなどで調べてから、専門の本屋さんに行けばすぐに本が見つかります。そして、そこには過去何十年にわたって出版された本があるので本の蓄積ぐあいが全然違います。
ということで、行って大満足、大収穫、うれしい購入をしてきました。とはいうものの、あれもこれもと買うとあっという間に5けたになってしまう大きな買い物、衝動買いでは結構きついものがありますね〜。(←かなり散財をした私)
ところで、古い本なんか買ってどうするんだ?と思う方もいるでしょうね。そこで、上部に書いた古書店街の書籍の蓄積ぶりというメリットとは別に、なぜ私が古い本に目を向けるか?の理由を二つ挙げておきます。
1)古い本は表現の露骨さが違う!
実は、今の本は表現があいまいになっているんです。どういうことかというと、名誉毀損になるような表現を避けていたり、きつい表現が減ってたりしているんです。凶相の記載も少ない。でも、手相を勉強する側としては、妥当にかみ砕いた表現よりも、むしろ失礼なぐらい露骨な表現の方が実はわかりやすかったりするんですね。
手相の本ではないのですが、例えば、野末陳平(この人は節税の本だけを書いている人じゃないんですね〜)の姓名判断の本がカッパノベルズとして出ている(これは楽しいのでお勧め!早速立ち読みしよう)のですが、この本は現在出している新版と旧版ではかなり表現の露骨さが違うそうです。時代にマッチしてつくりかえられたということなんでしょうか。
2)昔の手相本の方が具体的な記述が多い?
今は、どちらかというと、ビジュアルだけは非常にきれいで絵はたくさんあったりするのですが、文章が少ないんです。それでは実は絵で見てわかったつもりでいても、体系的に理解が進まない、体系的に全体が結びつかないので応用して手相が読めないということになります。
昔の印刷事情というのもあったのかもしれませんが、昔の本は比較的文章でしっかり説明されているものが多いです。そういうような文章を読むことで手相とはこんなものかなというふうにイメージしていれば、読みにくい手相への応用が比較的容易にできるような気がしています。
とはいうものの、古書には現在の価値観にマッチしない記述の本が多いことも事実です。また、目を疑うような説を書いているのにも出会います。まあそんなことは適当に読みかえをすればいいことでそれほど大きな問題ではないと考えています。
こんなふうに本を渉猟しながら、私の手相への知識もきっともっと深くなるはずと同時に、我が家の本棚に手相本があふれ、これ以上詳しくなってどうするんだ?と戸惑う私がいる。。。(了)
さて、私も結婚したということで、別に子供を産むという強い気持ちがあるわけじゃないものの、産むことがあるかもしれません。
そこで今から少し心づもりしていることがあります。それは、自分の子供の手型をとることです。
まず、手型をいつとるのか?。これは定期的にとっておきたいので、誕生日や正月などの日付を決め、少なくとも一年に一回とることにします。これを習慣化させます。少なくとも子供が大人に近づく18まではこの習慣を続けます。
次に、手型をのとり方です。手型押しというと、よく有名人(お相撲さんとか)が墨で色をつけて色紙などに押しているのを思い出します。しかし、これでは実は手相というのはきれいに写らないようです。皆さんにもきっと一つぐらいは自分の手型というのを持っていると思いますから、それをごらんになればわかると思います。
より有効的な手型のとり方を二つ紹介します。
@実物の手型をとる方法ですが、椿油を手に塗って、手型を押して、乾いた後に鉛筆で軽くこすります。こうやると手相がはっきり写るそうです。これは本にそういうふうに書いてあっただけで、私はまだ実験したことがありません。もし実験した奇特な方がいらっしゃいましたら報告がほしいです。
しかし、この押し方ですと、関節部分周辺、手の中央部分が欠落する可能性があります。手の中央部分も非常に大事ですから、注意深く押すように心がけてください。
A@のような面倒な手法を用いなくとも現在ではもっとすばらしい方法があります。それはデジタルカメラで撮影することです。デジタルカメラは面倒な準備が要らないので、手を開いただけで泣き出してしまうような乳幼児などには有効な方法と思われます。
性能ですが、理想的には細かい線が見える程度、指紋が見えるぐらいの画素は欲しいところです。また、デジタルカメラですとカラーが出ますから、手のひらからより多くのデータを得られると思います。手のひらだけではなく手の甲も撮影しておくことをお勧めします。
いずれの方法でも共通していることですが、当然のことですが、手型は両手とります。指同士は離します。しかし、それは自然な感覚で離します。それから、手の大きさというのがわかるといいので、全身と手のひらが写っている写真を一緒に撮影しておくのがいいと思います。
最後に、何のために手相をとるのか?について、
@子供の発育がわかる、いい記録になる
ということのほかに、
A子供の適性を見ることができる。
B子供の心の成長や悩みがわかる。
C子供の生き方の過程がわかる。
などなどのメリットもあると考えられます。
手型をとるということは、オーバーなことですが、いわば親のわがままで子供にこの行動を強制させることかもしれません。そこで、周りの理解が不可欠と思われます。
皆さんも興味があったら周囲の人間の理解を得てぜひ実践してください。
いろいろ世の中に手相のページがあるように、私が手相のコンテンツを書くように、手相とはかくも多様性があり、話題も豊富です。
そのことは、手相占いの鑑定結果は個人的に違うということを意味していて、ひいては手相は一人一人違う、オリジナルなものということにもなるわけですね。もっと言ってしまえば手相は個人を特定する手段となる?
例えば、とある会社ではセキュリティーのシステムの中で虹彩や指紋を使ったり、手のひら(掌紋)を手段として使ったりしていますね〜。とはいっても手のひらの掌紋は日常的にかなり変動するものだと思うので、虹彩や指紋と違ってこういう認証システムには不向きだとは思いますが、それでも主要三線、いや四線に絞ってマッチングをすれば、それほど大きな支障はなく個人認証できるシステムにはなるんだと思います。ということで、手相で個人認証ができるのであれば、手相を見せることは、ある意味では顔写真を見せているのと同じなんじゃないかと思うこともあります。
また、手相を見ている人間に対しては、指の形や指の開き方(しぐさ)だってその人の性格のあらわれとして読めてしまうんですね〜。私はかつて非常につき合いにくい上司とどうやってうまく仕事をしようか悩んでいたとき手相を使いました。ときおり彼の手を見るだけですが、それだけでも彼の行動傾向、性格が読め、多くのことがわかって役に立ちました。
このように、手相で外なる身分認証、内なる性格読みまでできてしまうのですね。
ということで、手相占いを仲間内でやっている範囲であれば何の問題もありませんが、手相を見せることにちょっとした抵抗を感じることも大事だと思います。手相を見る身としては余り歓迎しない話ではありますが、こんな考え方もあるということで紹介します。
昨今の日本の情勢で失業率は上がり上がっております。失業者は町を埋め、いずれ自分自身もそうなるのではないかとおそれを抱く人々が多い世の中。失業者はふえ、あなたの会社のアドを見て多くの人が照会をしてくる時代でもあります。
やってくるくる履歴書を見て、どれもなんか立派に見えるなあ、どうせマニュアル見て書いているんだろう、誰でもいいやっ、えいっ!と思っていませんか?
そんな能力を見抜けなくて、よりどりみどり過ぎて途方に暮れている人事採用担当の皆様へ朗報、提案です。それは、「手相で人材選抜」です。
うさんくさいと思っていませんか?。いやいや、うさんくさくないんですって、それが。あの大日本帝国海軍も人材を探す手段として手相を採用したことがあるそうですよ〜。教養のある人事担当の皆様なら一度は聞いたことがあるかもしれない有名な阿川さんの小説『山本五十六』にそういう逸話が載っております。
例えば、こんなものが見られます。
パターン1 ゼネラリストか、スペシャリストか
まず、右手を見ます。右手をそろえさせて人差し指と薬指のどちらが長いかを見ます。人差し指が長い人はゼネラリスト、薬指が長い人はスペシャリストがいいでしょう。
パターン2 会計処理力、クリエーティブ、接客能力などの職能
会計を処理する場合、指の形が四角か節立っている、ような人がいいでしょう。円錐のように先端に従って細くなる人は計算には不向きです。
クリエーティブな場合は、頭脳線の傾きがある人の方がいいです。薬指が長いことや太陽線が出ていることもいいでしょう。ひらめきを重視する場合は頭脳線が短い方がいいかもしれません。感情線が曲がっている方がいろんなアイデアが出てくるのではないかと思います。
接客能力は、会計処理力の適性のような指の人ではなく、円錐形の方が断然向いています。小指が長い方が接客力があります。金星環があるとお客を引き寄せる魅力を持っているとも考えられます。
パターン3 和を大事にする、個を大事にする
決まりを守るという意味では頭脳線に傾きがない人の方が労務管理が容易だと思われますが、根拠がないと従わない可能性がありますので、なあなあで物事を進めたい場合は要注意です。
運命線が発達しすぎていると会社には貢献するかもしれませんが、独断専行だなと思うことも出てくるかもしれません。人差し指が長すぎる人もやめましょう。
円錐型の指でもないけどモデルのように指がきれいな人は要注意です。非常にわがままで労務管理が難しいと思われます。
ざっと書いただけでもこんなことが続々とわかっていきます。どうですか?
さあ、人事採用担当の皆さんアクションしましょう!!。
まずは、手相見を人事採用担当顧問として雇うところからかな?
履歴書に資格欄として占いを書くことはできるか?。
残念ながら書くことはできないと思います。
ここでお気づきかもしれませんが、占いには「資格」がないわけですから、悪く言えば皆さんが自称「占い師」と名乗ることは可能なんですね。私だって自称「占い師」になることをだれにも文句言われることはない。
そもそも、占いに資格制度はなじまないと思います。ある程度システム化している一部の占いは技能があることにランクをつけることは可能だと思いますが、例えば魚を投げて占いをいう人とか、自傷して発狂したあげくに占いを言うような占い師はどうするのか?という素朴な疑問があります。その人たちは非常に当たって評判がよくても、資格としてはなさそうです。最後はその人のひらめきにかかってくるところがあります。
ノウハウとして確立している占いでも、資格として可能なのはノウハウまでで、クライアントと向き合った後のことまでは担保できないだろうと思います。ということで、今のところは○○さんに師事しただとか、○○占い学院を卒業したとかいう形が一番「資格」に近いものだろうと思います。
かつて浅野一郎氏が資格制度を提唱していたような気がします。これはイカサマをつくらせないという意味では有効かもしれませんが、難しいような気がします。
現実的な側面では、資格=有能力者ということであれば、ある程度の「実績」のある人を「認定」していくということではかるしかないでしょうね。
さて、話を戻しまして履歴書のことですが、資格欄には占いのことは書けませんが、私はよく履歴書に趣味、特技の欄があると「手相」「手相鑑定」と書きます。
私の少ない経験ですが、これを書いたからという直接的な理由で試験に落ちたことはありません。このごろは安心して書いています。
先般面接試験がありました。それは国際交流に関係する派遣団の選抜試験でした。その志願書には「その他(国際交流に役立つもの)」という欄があり、迷わず「手相鑑定」と書いていました。(当たらずといえども遠からず?)
そこで臨んだ面接で、妙に手相のことについて聞かれました。5時間も待たされた面接だったので面接官も疲れていたのかもしれません。とはいえ、変な面接だったので問いを御紹介します。
――具体的に手相の実力はどのぐらいですか?。
――いつから勉強し始めましたか?
――どこで勉強しましたか?。
――どうして勉強したいと思ったのですか?。
私は何としても受かりたいので、手相に対する熱い思いを語り過ぎてしまいました。でも、これって、陥れるためにわざとおちょくられているのかも??とか思って悔しかったです。いずれにしても、自分が好きで信念の持っているものは相手の態度に関係なく真剣に語ってしまうものです。ははは。
そんなわたしは、最近起こっている手相をめぐる消費者問題や社会問題と私の手相占いは別だということを明確にして答えるべきだったとちょっと後悔しました。
試験は合格しました。面接の評価が全体の8割を占める試験で競争率9倍も、占いパワーが上回った?。もっともほかの内容にちゃんとアピールしたけどね。
手相については面接で聞かれることはきっかけや方法についてだけが多いですが、ほかの文言と同様、想定解答を考えておかないといけませんね。
もし、占いをする際に「確度」を上げたいと考えるなら、やっぱりそれは一つの占いだけではなくて「ミックス」「カクテル」でやった方が効果的だということは想像がつくでしょう。
世の中にいろいろ占いがありますが、一つ一つに得意分野があります。その長所や特徴をうまく取り込んで反映することで、多面的に物事がとらえられます。
これは、私の想像でしかありませんが――
恐らく街角に座っている占い師さんたちは生年月日やあなたの名前を聞いたりすることがあるかもしれません。
もちろん、生年月日を知ることはその人の大体の年齢を知ることで読む位置を特定するという意味では大事かもしれません。ただ、それだけだったら、別に西暦だけでも大丈夫なわけですよね、それをどうして月日まで聞くか?、あるいは、手のひらとその人の考え方さえ把握できればその人物の名称なんてどうだっていいわけですが、自分の名前を聞いてくるのはなぜか?。
それは、手相占いしてますと偽って別の占いをしている!という人も中にはいるのかもしれませんが、ここでは、そういうことを言いたいんじゃなくて、その占い師さんは手相以外の占いでもその人のことをアプローチを図っているということも考えられますよね?ということです。
どこかで書いたことがあるかもしれませんが、手相は「日替わりメニュー」を出すことができません。もちろん、本に、手を見ているうちに手相が変わっていくのがわかった(!)などと書いている占い師さんもいるので何とも言えませんが、少なくとも我々のレベルではそこまでセンシティブには見られないわけです。
そういう意味では、日替わりメニューが出せる占い、つまり、暦関係(気学とか)や星占い関係とミックスして見るというのはいいかもしれないと思います。
四柱推命や姓名判断などは、生まれながらにしての運命を見るほかにその自分の年代ごとの運勢も見られるはずですが、これは手相よりも長いスパンになるので、不向きかもしれません。ただし、姓名判断はある意味で手軽ですから、その人の「ベース」を知るには向いているかもしれません。
そんなわけで、これらをミックスして見ます。ミックスするということは、つまり両者を総合して見ていくということですから、結果を羅列することではないです。
実際にはどうやって見ているのかはわかりませんが、手相にはよりその人の生き方の反映があらわれるので、手相のその人の生き方を見ながら、その人生をスタートする吉日を「日替わりメニュー」の出せる暦関係や星占い関係で模索したりできそうです。
あるいは、
その人の「ベース」を示せる四柱推命や姓名判断と手相の「ベース」を比較しながら、その人の生き方がどうずれているのか、そのずれがいいのか悪いのかを判断してみたり、どういう分野が向いているのかより具体的に知りたいときに四柱推命や姓名判断を使ったりすることはできそうですね。
私は占いをミックスしているか?――よく別の占いをするように勧められたり、別の占いを知っているかと聞かれたりしたこともありますが、ミックスしていません。なぜか?――だって、そこまで厳密に見ない方がいいような気がするんです。
毎日ラッキーカラーとかラッキーグッズとか、ラッキー方向とかやっていたら、やったら、もしかしたらそれでラッキーになるのかもしれないけれども、う〜ん、それでラッキーになっても、人は多分もっとラッキーを追うだろうし、満足しようとしても満足しなくなるような欲が生まれるかもしれない――中庸でいいのかなと思っています。
逆に、こうやるとアンラッキーだ、そっちに行ってはいけないとか、自己規制するのも度が過ぎるとそれはそれ自体が運勢を落としているような気もするんです。私は、アンラッキーだとわかっているのになお、その方向性に進むことを今の自分が容認しているのであれば、それは行くべきだと思うんですよ。
自分の意思が何よりも優先されるもっと自由な生き方を目指すとすれば、未来に一点の曇りがないように運勢を読み切るのではなくて、ラッキーやアンラッキーがあったり、楽園の気分、奈落の底に落とされるというような感じでもいいのかなと思うんですね。
わたしも、周りに醜態をさらしながらも、やっとそういういろんなことに向き合えるような年齢にもなってきたような気がします。
もちろん、占いに関心のない人たちよりも多くの占いを知っていることは事実で、自分の運勢もそれでいろいろ読んではいますし、画数に合わせてビジネスネームをつくったりしていますが、今は若干知識も詳しい手相だけで十分満足しているんですね。
ちなみに、別の占いで私が好むものをしいて言えば、タロット占いぐらいです。これは、さきに紹介した二つとは違い、どちらかというと「啓示」みたいなものになるんでしょうか。
ただ、その人の「意思」「意図」が非常によくあらわれる占いです。この系統の占いは多分ミックスが向かない占いだと思います。
皆さん、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)を御存じですか?
青空文庫とは、著作権の切れた文学作品をオンライン上で公開しているサイトです。と簡単に書いてしまうと、青空文庫呼びかけ人から怒られてしまうかもしれませんね、「インターネットの電子図書館」という看板に偽りなし、かなりのポリシーのある質のいい文学作品閲覧サイトです。
日本の著作権法を見ると、作者が死んで50年たつと著作権が切れるそうです。それら文学作品を集めて、作者が書いたものを忠実に再現してネット上に公開しています。つまり、古い文学作品は今や本屋へ買いに行かなくてもプリンタさえあれば我が家&オフィスで刷って読むことができるんですね!、おおすばらしい。
でも、これを誰が入力しているかというと、それは青空文庫に賛同したボランティアさんたちなんですね。
私もこのたびこの動きに参加しまして、占いに関する文学作品(短編;随筆)を入力した次第です。タイピングの速度には自信があったのですが、厳密性を問われるという点で結構骨の折れる作業でありました。ははは。
どれも短編なので、私の手相のコンテンツを見るよりも早く読み終われると思います。よかったら見てくださいね。また、チャンスがあったら参加したいと思う。
作品名 | 著者名 | URL |
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易と手相 | 菊池寛 | http://www.aozora.gr.jp/cards/000083/card1342.html |
易の占いして金取り出したること | 南方熊楠 | http://www.aozora.gr.jp/cards/000093/card1917.html |
人相見 | 内田魯庵 | http://www.aozora.gr.jp/cards/000165/card1210.html |
占いというのは統計学だ、手相もまさに経験から蓄積されたものだと考えれば統計学であって、データさえあれば答えが出そうな気もするのです。
けれども、手相占いをコンピューターソフトの解析だけで終わらせられない人たちがいるんですね。
それは、手相はある程度までは知識詰め込み&経験蓄積で行けるんだろうけど、ある一線で、やっぱり知識や経験だけでは越えられない部分というのがあるのかなということだと思うんです。
手相本を読んでいて、だれでも基本的なことは理解できそうなんですが、本にあるのはあくまで解釈の一例であって、手相のメッセージというのはまたそのほかに、その手を差しだした人だけに当てはまる特別な意味があるんじゃないかと思うんです。
「預言者」という言葉があります。ここではその手のひらのメッセージを読んで伝えるメッセンジャーである手相占い師と言いたいのですが、つまり、人を動かす、揺さぶる、何か胸にすとんと落ちるような言葉を伝えるためには、占いをする人にはもう一段の預言力のようなものが必要な気がします。
私の個人的な考え方ですが、実は、知識を入れればだれでも占い師としてのメッセンジャーに一応はなれるんだと思うんです。
しかし、そうかもしれないけれども、そのメッセージの確度というのは、その占い師によって違ってくるような気がするんです。あるいは、その占い師自身にもコンディションや占う相手との相性によっても、その確度は違ってくるなんてことがあるんじゃないかなと思うんです。
私はこの確度こそが占い師を占い師にさせるための才覚の一つだと思っているんです。
私が手相を見るときは、空から言葉が降ってきて、口から鑑定のようなことがどんどん出てくることもあれば(これは神がかり的だなと我ながら思うんですが、私は別に超常現象を起こせるとか幽霊が見えたりするわけではありません)、それこそ何を言えばいいのかわからずに(というのは、手相の内容が悪くて言えないんじゃなくて、うまく読めないので言葉にならないということです)口を閉ざして途方に暮れる場合とあったりするんです。
もちろん、うまく読めないときは知識と経験優先で読んでいくわけですが、それはきっと言葉が降ってきているときよりは確度が低い内容なんだろなと私は思ったりするんです。
プロの方はすごいなと私が思うことは、一定のクライアントの選別というのはあるにしても、基本的にはクライアントを選ばずとも対応できていることです。
もちろんプロだからいつも占えるのは当たり前なのかもしれませんが、鑑定の確度に波はないのか、非常にそこに興味があったりします。